Portableで音楽を!

その2 SndPlayer

PortableでMODフォーマットって組み合わせは、単にAIFFなんか大きなファイルなんで、Portableでは使えないと思い込んでたからです。

 >The Compact Mac World

の「おまけ」のコーナーを見るとAIFFの圧縮したフォーマットってのがあるのがわかったので、早速試してみました。

演奏ソフトについて

上記のHPで演奏に使っていたソフトはDejal社のSndPlayerです。このソフトは

・ AIFF and AIFF-C files (Audio Interchange File Format and AIFF with Compression)
・ SoundEdit data files (Hint: you can also play PC sounds, thanks to this format)
・ Mac OS sound files
・ Mac OS suitcases
・ Sound Mover suitcases
・ HyperCard stacks
・ Applications containing sounds
・ Other files containing snd resources

が演奏できるShare Wareです。

入手先は>http://www.dejal.com/から($25)。

ソフトの設定について

設定は特にないので、演奏できそうなファイルについて。

圧縮にはSoundAppを使いました。このソフトはほとんどのファイルフォーマットを扱えるため、mp3からの変換も可能です。このソフトの「変換」メニューから、変換したいファイルを選び、圧縮フォーマットを選択します。>http://www.naotaka.com/SoundApp/から日本語版が入手できます(フリーソフト)。

はっきり言って中身がどんなものかわからないので解説は避けますが(わかってれば最初からこの方法使ってるよね)音楽CDからFDに落とせそうな圧縮形式は以下の組み合わせでした。ちなみに倉木麻衣のCDからLove, Day After Tommorow(AIFF形式: 40.8 MB)を圧縮しました(すべてモノラルです)。

・ IMA/11kHz ------ 1.3MB
・ MACE-3/11kHz --- 875KB
・ MACE-6/22kHz --- 875KB
・ MACE-6/11kHz --- 440KB
・ MACE-3/22kHz --- 1.7MB(参考)

もちろん、もっと圧縮比を下げることもできますが、変換した時のマシンからコピーするのがやっかいです。MODファイルの時の様に22 kHzで、演奏途中で途切れることはありません。MACE-3/11kHzが聴くことのできる最低ラインですけど、めんどくさくなければMACE-3/22kHzの方が全然ベターです。ちなみにこれぐらいの圧縮になるとソースがmp3でも品質は変わらないみたいです。

このソフトも演奏は「Background」で行えます。メモリー容量さえあれば、演奏しながらワープロを使うことも可能です。
演奏したいファイルの容量ぐらいいるみたいです。

入力速度はそれなりです。Simple Textを使った感じでは多少遅くなる程度。

楽曲の入ったフォルダを指定すればその中の演奏できるものを演奏してくれます。

と、このようにPortableでAIFFフォーマットを演奏できることがわかったわけですが、こーゆことができるってことにまったく考え付かなかった自分が恥ずかしいです。「PowerBook大改造計画2」も出るって言うのになぁ(2001年2月現在)。

ちなみにSystem 7/漢字Talk 7.1以降の人はMac OS sound filesを使った方が便利です。システムがファイルを再生してくれます。SoundAppではSystem 7/8 サウンドってやつです。

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