しんかいの Tripad

日本では、ほとんどなじみのない、このWindows CE機のことを知ったのは、
最近のことです(2001年3月現在)。

それは2000年12月、Outboundを持ってアメリカに行った時のこと。

機内での退屈しのぎに空港で買った「日経モバイル」の1コラムで見つけました。

そして、手に入れたのが>このマシン(jpeg)

Sharp Mobilon PV-6000 Tripadと言います。

でも、よくよく見てみれば、この「混沌の屋形船」で見てました。
で、目のつけ所がSharpだと思ってたら、
どうやらVademという会社のアイディアのようで。

購入したのは2000年12月。

eBayからですが、新品です。

分解できません、とても。

英語版だったので、いろんなページを見て、日本語が通るようにしました。

Sharp Tripadの年表
イベント 使用システム 使用ソフト
2000 購入
日本語化
Windows CE 2.1.1 Pocket Word
Pocket Excel

3つの形態 の話

Tripadの名前の由来は当然、3つの形態に変化することだと思います。

これが実にこころにくい。
 パームレストを付けたことがPBシリーズの最大の美徳なのですが、このキーボード部分の厚みがほとんどないため、パームレストを必要としません。

でもって、床に座ってクッションにくつろいだ状態でキー入力できます。
 これは通常のノート型PCがディスプレー部を開くと(こちらから見て)向こうへ重心が移動してしまうのに対し、このマシンでは常に重心がマシンの中央部にあるからです。
 なので、立てひざに載せた状態でキー入力ができます。

Vadem Clio の話

Tripadは元々Vadem社が販売しているClioのOEM機です。

Sharp AmericaからはMoblion SeriesはTirpadを含め3種売られていましたが、すでにWin CE機から撤退しており、Tripadを手に入れるには海外通販の在庫のみです。
 一方、Vadem(現在はCompac傘下らしい)からは後継機種のC-1050が手に入るようです。

このC-1050はTripadに比べ、倍速で、色表示が多く、内蔵メモリーも倍増、豊富なソフト群がプレインストールな機種です。
 現状ではTripad在庫の2倍の価格ですが、トータルに見て、こちらの方が良かったと後悔してたりします。
 例えば手書き入力ソフトがタブレットモードにすると立ち上がるなどの微妙に心憎い機能が加わってます。

Last Update : 01.03.05


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