日本語化について
しんかいの買ったTripadは英語版WindowsCEですので標準では日本語を扱えません。
それで、偉大な先人達がその方法を記録しているのでそれを利用する訳です。
日本語化の方法には、ただ日本語が読めるようになる程度のものから、
ほとんどの部分まで日本語化する方法まで、段階があるようで、
高度なものほど、それを達成する難易度も高くなるようです。
しんかいの場合、日本語版wince.nlsの差し替えによる日本語化を行いました。
中身については、とにかく流用しただけですので、ここでは述べません。
下記のページで紹介されているので興味のあるかたは御覧ください。
これらのページで紹介されている方法で
日本語のメールや文書の作成が可能になってます。
このページの内容もTripadを用いて新幹線の中で書きました。
日本語化に使ったソフトやデータは以下のとおりです。
wince.nls(Microsoft SDKから)
CEFONT.ttf(擬似true typeフォント:伊藤栄一郎さんのHP)
KanjiIn(日本語入力FEP:伊藤栄一郎さんのHP)
KCTRL(日本語システム用;日本語表示用DLL:伊藤栄一郎さんのHP)
JISYO.DIC(辞書ファイル:伊藤栄一郎さんのHP)
HotKey(KanjiIn起動用;ランチャーソフト:平出さんのフリーウェア)
最初つまづいたのはCEFONT.ttfをインストールする場所を
\windows\Fontディレクトリにインストールしたことです。
私の場合は当初、KCTRLによる日本語化を試したのですが、
上記のディレクトリでは一部うまくいきません。
\windowsディレクトリが正解なのに気付くまで随分時間がかかりました。
また、フォントはWindows 95からMSGothic.ttcをコピーして試しましたが、
内蔵RAMの記憶領域を随分消費してしまうので、CEFONT.ttfにしました。
やはりレジストリをいじっているのですが、
幾つかの方法があるようで、それぞれの機種にあった方法で行う必要があるようです。
私は深いことは考えず、できたらOKってことで、いじりました。
日本語化には以下のHPを参考にしました。
WindowsCE2.0英語版の日本語化SuperKITのページ
小物入れ
いじり倒せ!WindowsCE!
z50非定期通信
追記
この後、日本語入力用にATOK Pocket for WinCEを導入しました。
単純にこれをインストールするだけでは使えません。
レジストリが足りないんだそうです。
と言うことで、z50非定期通信に従い、BigBlue
Localizerを使い、
動作に必要なレジストリの追加を行いました。
このソフトは英語版CEマシンに
MSゴチックとATOKの動作を行わせることができるようにするソフトです。
CEマシン関係のBBSにこのソフトが動作しないことが書き込まれていることがありますが、
ちゃんとホストマシンから正しくインストールすれば動きます。
自分のマシン用(私の場合MIPSマシン)のCABファイルだけを実行してもダメです。
また、Macでソフトを落とすとZipファイルの解凍の際に、
インストール用設定ファイルが壊れる可能性があります。
Tripadは標準16MBしかメモリーがないので、上記の通りCEFONTを使ってます。
BigBlue Localizerをインストールする前に
MSゴチックとATOKをインストールすること
となってますが、MSゴチックなくても大丈夫でした。
また、BigBlue Localizerは800KBもあるんですが(確か)、
アンインストールしても追加設定したレジストリは残るため、
(って言うか、BigBlue
Localizer自体のレジストリも残るんですね)
さくっとアンインストールしました。
因みに、内部メモリーにインストールする必要はないです。
dll関係とちゃんと振り分けられて、動作します。
この後、ATOKの設定(漢字/英語入力切替)のキー設定をしてインストール終了。
問題のATOKが使えるソフトですが、
完璧に使えるのが、
Pocket Word
QMAIL(メーラー)
インライン変換ができないけど使えるのが
QEDIT(エディタ)
入力できないのが、
Pocket EXCEL
pnotepad(エディタ)
JDIC(英和/和英辞書)
それと、PostPet CE
わたし、PostPetでの入力のためにATOK買いました!!
(号泣)
でもホント入力が楽になった。
思った以上にレスポンスも良いし。
Last Update : 01.04.28
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